エアロフレームのcervelo S2に乗り始めたのは良いですが、
エアロフレームにはディープリムだろうという事で、
中華カーボンを購入する事に。
ただ、中華カーボンと言えども有名どころのICANやIMUSTは4〜5万するので中国通販サイトAliExpressで購入する事にしました。
その結果、かなり良かったので紹介したいと思います。
ストア選定
Aliexpressで購入する際には先ず、ストアを選ぶ必要があり、
購入者数もそこそこ多い、SAKYA CARBONを選定しました。
https://sakyacarbon.ja.aliexpress.com/store/132758
G3組で購入し、使用している方もいるみたい。
購入方法
基本的に、他の商品と変わらないので、以下を参考にしてもらえれば良いです。
ただ、異なる点として、購入後ストアに連絡し、
- リム面の仕上げ
- カセット種(カンパorシマノ)
- ハブの色
- スポークの色
- ニップルの色
等を連絡する必要があります。(商品ページに記載あり)
私は以下の商品を購入しました。
ストレートプル仕様のスポークで、
ハブはアルミ&カーボンでまぁまぁ軽い
購入時は独身の日セールで2.7万円でした。
購入後のやり取りも信じられないくらいスムーズです。
基本的にgoogle翻訳をそのまま打ち込む感じで取引出来ます。
もちろんスマホアプリでも購入できます。
中華カーボンホイールのカタログスペック
- 材質:東レ700C
- リムタイプ:クリンチャー
- リムハイト:50mm
- リム幅:23mm(ワイドリム)
- 仕上げ:3Kマット
- スポーク数:F20/R24
- スポーク:Pillar
- ハブ:Stright プル R36 ハブ
- 重量:1586 グラム (+/-30 グラム)
カタログスペックとしては上記の通り
単純に重量だけならZONDAと同等です。
配達期間
11月11日に注文し、11月23日の到着でした。
12日間かかったことになります。
独身の日セールという事も有り、時間がかかったのかと。
注文が入ってからホイールを組むみたいなので発送まで時間がかかるようです。
到着・実測
購入してから12日、ようやく届きました。
緩衝剤が十分入っており、適当な感じはしません。
ありがちなバリの未処理や、カーボン積層のムラ等は認められず、仕上がりはかなり奇麗でした。
無難なマット仕上げがいい感じ。
また重量を計測してみました。
フロント:686g
リア :835g
合計 :1521g
なぜかカタログスペックのminより35g軽い結果となりました。
逆に心配になりますが、軽いロットで良かったと開き直ることとします(笑)
付属品
前後クイックと、専用ブレーキシュー、スポークが付属していました。
ブレーキシューは使用しますが、クイックはAliexpressで軽量タイプを購入しているのでこのまま未開封でしょう。
ホイール付け替え・見た目
早速ホイールを付け替えます。
タイヤは新たに購入したコンチネンタル グランプリ5000
チューブは同じくrace28
バルブ長は60mmを選定。
バルブエクステンダー等は不要です。
新品のタイヤだったのでめちゃくちゃ苦労しました。
ただ、同じタイミングでホイールを購入した先輩は中古タイヤでも苦労したとの事でした。(タイヤはグランプリ4000)
剛性が高いせいなのか、なんなのか原因は不明です。
【追記】
一方最近(2021年)に購入した同期は簡単にはめれたと言っていました。最近のロットは改良がなされているのかもしれません。
めちゃめちゃいかつい感じになりました。。。
クランク側を手前にすればよかったですが、かなりカッコいい。
このかっこよさだけで2.7万円の価値はあるかと(笑)
ちなみにZONDA時は同じ場所で比較するとこんな感じ
ちょっと向きが違うので単純な比較はしにくいですが、かなり速そうな感じになりました。
コレで遅かったら情けないので頑張らないといけません(笑)
インプレ・ZONDA比較
ホイール換装後、早速ロングライドに出かけました。
コースは平地メインの140kmです。
ZONDAとの比較ですが、ZONDAはC15のナローリムで、タイヤはグランプリ4000なので、その差も考慮する必要があります。
漕ぎ出し
リムはZONDAより重そうで、漕ぎ出しはもっさりになるかと思いましたが、そうでもなかったです。
これは、ZONDAがわりと柔らかめなホイールなのに対し、中華カーボンはディープリムでそこそこ剛性があるためかと思います。
加速
漕ぎ出しはそこそこですが、25kmくらいからの加速はZONDA以上です。空気抵抗の低減と、剛性の高さが効いているのかと思います。
巡行
30km巡行がかなり楽になりました。
ZONDAで27〜8km巡行のつもりでスピードメーターを見ると30km出ているような感覚があります。
これは完全にディープリムによる空気抵抗低減効果でしょう。
乗り心地
これは正直大差ないです。(ZONDAも元々わるくないし)
ただ、剛性感のわりにそこまで付き当ては大きくない感じがします。レーシング3や、キシリウムエリートよりはマイルドかもしれません。
【追記】
その後、レーシングゼロナイトC15や、SCOPE R4Cとも乗り比べていますが、乗り心地はいいです。
ブレーキ性能
あまり効かないとの声も有りますが、私はそこまで悪くなったとは感じませんでした。
ブレーキシューによるところは有るのかと。
獲得標高3000mのコースに使用したこともありますが、問題なしです。
総括
最初は不安がありましたが、購入して大正解でした。
2.7万円でこのかっこよさと走行性能は他のカーボンホイールの価格を考えると、めちゃくちゃ安いと思います。
はじめてのホイール交換ではZONDAがオススメされる場合が多いと思いますが、平地メインの初心者ローディーなら、最初から中華カーボンホイールを購入しても良いと思います。
平地ならブレーキの効きや発熱はあまり気になりませんし、スピードも出せるので、メリットが多いでしょう。そもそもブレーキもそこまで問題ありません。
ホイール交換に悩んでいる方は中華カーボンも選択肢に入れる事をオススメします。
「中国通販サイトデビューに、数万円を払うのはちょっと・・・」
と言う方にはカーボンボトルケージでトライしてみるのはどうでしょうか?
安くて軽くてカッコいいのでオススメです。
また中華カーボンホイールの大御所にICANというメーカーがあります。SAKYA CARBONと比較して費用はかかりますが、amazonでも購入できる点や2年保証が付いているのがオススメです。
最近はICANもUCIの認証を取ったりハイソな路線にむかっているようです。その代わりにアマゾンではSUPER TEAMというブランドが台頭してきています。
こちらも似たようなものでしょう。
【追記】
先述の通り、購入後レーシングゼロナイトC15やSCOPE R4Cを購入し乗り比べていますが、中華カーボンはかなりコスパが高いです。
価格差を考えたらSCOPE R4Cといい勝負していると思います。
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