私は普段クロモリロードにZONDAを履いて使用しています。
その前はWH-R501(鉄下駄日本代表WH-RS010の前身)でしたので、
付け替えたタイミングでは漕ぎ出しの軽さに感動した覚えがあります。
今までなんの疑いもなくZONDAを使用してきましたが、
先日同じ鉄下駄代表のMAVIC Aksium RACEを使用する機会があり、
思いのほか使えたので、少しショックでした(笑)
MAVIC Akusium RACEがどんなホイールなのか、ZONDAと比較してみたいと思います。
重量
先ず、ZONDAや鉄下駄ホイール代表格の重量を比較してみます。
合計重量(g) | |
ZONDA(C15) | 1580 |
Aksium RACE | 1810 |
Aksium(2019) | 1840 |
WH-RS010 | 1890 |
WH-R501 | 1900 |
ZONDAよりAksium RACEの方が230g重たいですね。
重量から考えると、現行のAksiumと同等品と考えてよさそうです。
それよか、シマノ勢の鉄下駄っぷりが半端じゃないですね(笑)
デザイン
Aksium RACEのデザインはこんな感じです。
スポークはエアロ形状の「きしめん」スポーク
Campagnolo(カンパニョーロ) ZONDA C17 WO クリンチャー 前後セット シマノ用 ゾンダ
一方ZONDAはこんな感じ。
MAVICのロゴの方が派手?で派手好きにはいいかも。
クロモリにもよく似合います。
最後に一番重要な乗り味を紹介します。
乗り味
漕ぎ出し
正直、ZONDAから履き替えた直後は漕ぎ出しの重さを感じました。
タイヤもGP4000とグランドスポーツの違いもありましたし、その点もあったのかと思います。
重量が200g以上異なるので当然ですよね。
平地(スプリント)
ZONDAと比較して、遜色ないスピード感でした。
スポーク形状が効いているのか、剛性の高さが効いているのか、
巡航性はZONDAよりむしろ良い気もします。
自重があるためそのように感じるのかもしれませんが、
WH-R501と比較しても楽でした。
ヒルクライム
こちらは斜度10%以上の激坂を登ってみました。
始めはかなり苦労すると予想していましたが、
意外にも楽に上ることができました。
これはホイールの剛性の高さが効いているのかと思います。
クロモリにZONDAだとフレームもホイールも「柔らか目」になるため、
ダンシング時に力が抜けてしまう感覚があります。
ですが、Aksiumはある程度剛性があるようで、
踏んだら踏んだ分進む感覚がありました。
グイグイ登っていく分にはAksiumに分がありそうです。
ホイールの剛性でここまで変わるかと正直驚きでした。
まとめ
「最低ZONDA」という言葉があるようで、
最初のホイール交換にZONDAを選ばれる方は多いと思います。
私もその一人です。
自身のフレームが固めな方はいいかもしれませんが、
柔らかめな方は、乗り方によっては剛性不足を感じるかもしれません。
特に体重の重たい人は余計にそのネガを感じることでしょう。
ダンシングでグイグイ登っていく方や、平地でスプリントするような方は
ZONDAよりレーシング3や、キシリウムをお勧めします。
予算が許せばですが(笑)
また、予算が厳しいなら、中華カーボンというのも手だと思いますよ。
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