初心者のロードバイクのトレーニングで重要なのは
「とにかく乗ること」
だと思います。
ですが、バイクに乗るには手間も多く、意外と時間が作れなかったりします。
会社員ですと、平日乗れるのは早朝か夜になりますが、
夜は危険が増しますし、秋口にもなると早朝もうす暗い場合が多いです。
それを解消できるローラー台という方法もありますが、
初期投資や、場所をとるという問題は避けられません。
そこで初心者の方にはクロストレーニングがオススメだと思います。
私自身、ランニングや水泳をトレーニングに取り入れる事でいくらか効果がありました。
クロストレーニングとは
筋力・心肺機能あるいは持久力・瞬発力などの諸能力が片寄らないように、複数の運動やトレーニングを組み合わせて行うトレーニング方法。
大辞林より
とのことです。
要するにロードバイクとは別の運動をトレーニングに取り入れればいいわけです。
良くオススメされているのはランニングや水泳ですね。
(逆にランニングのトレーニングにバイクがオススメされていたりします)
個人的にはフットサルやウォーキングでも何でも良いと思います。
(初心者にとってはですけど)
初心者のクロストレーニングのメリット
時間の自由度が増す
ランニングに限って言えば、靴さえあればすぐできます。
また、早朝や夜の暗い時間でも実施可能です。
準備時間が短くて済むのは、時間が無い方には大きなメリットでしょう。
天気や路面の状態にも左右されにくいです。
雨上がりで道が多少濡れていてもロードバイクより抵抗無く走れると思います。
初心者の多くは運動不足で基礎体力の向上が必要と思いますが、
自転車に乗らなくてもトレーニングが行えるランニングは
初心者にうってつけだと思います。
心拍計目的で購入したランニングウォッチも思いがけず活躍しています。
気分転換になる
これはローラー台導入済の方にもオススメできるのですが、
違う運動はいい気分転換になります。
特にローラー練は壁に向かって黙々と漕ぐので退屈と疲労との戦いです。
そんな時、ランニングや水泳を行うと良い気分転換となり、
マンネリを防止できます。
とくに夏の暑い時期の水泳は、涼しくて気持ちがいいです。
故障のリスクが低い
コレは水泳やウォーキングに限った話になりそうですが、ロードバイクと比べ故障のリスクが低いです。
バイクに慣れないうちにハードなトレーニングをして、怪我をしていては元も子もありません。
特に水泳は全身を鍛える事ができますし、心肺機能や基礎体力の向上も図れるのでオススメです。
効果
水泳は自転車に乗る前から行っていたので効果は明確ではないですが、
ランニングに関しては、確実にヒルクライムが楽になりました。
ゼーハー言うような登りで息が続きやすくなったので、
心肺が鍛わったのかと思います。
実際ローラー台で息が切れるほど回すには、かなりの強度で行わないといけないですが(めちゃきつい)、
ランニングならペースによってはすぐに心肺を追い込むことができます。
最後に
先述のとおり、初心者の方の多くは「運動不足」かと思います。
運動不足を解消するには「継続した運動」が必要だと思いますが、
ロードバイクだけでそれを行うのは難しいかと思います。
時間を捻出しやすくなる「クロストレーニング」を一度考えてみてはいかがでしょうか。
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