なんとかライナー管を通したCervelo S2ですが、
ようやく組付けを行いました。
結果、ロードバイク歴1年あまりでも、なんとか組む事が出来ました。
組むまで不明だったところ、苦労したところを記載しておきます。
組むまで不明・苦労した点
フロントディレイラーのバックアッププレート
バックアッププレートとは、フレームに張り付けるアルミ板ですが、結果から言うと不要でした。
直付けのフロントディレイラーはサポートボルトなるものを、
フレーム側に接触させ、支持点を増やして作動を安定させる必要があります。
ただ、そのままフレームに接触させるとフレーム破損の可能性があるので、
バックアッププレートというアルミ板をフレームに貼り付け、保護するというわけです。
ただ、このアルミ板、フレームによっては不要な場合もあるとのことで、
購入するのを見送っていました。
実際に組付けてみると、Cervelo S2に関しては不要でした。
ディレイラーの取付座金の部分にサポートボルトがうまいこと接触するので、
アルミプレートは必要なさそうです。
数百円ですが、助かりました。
アウターケーブル長
バラで組む時に個人的に一番憂鬱なのがアウターケーブル長決めです。
長いとダサいし、短すぎてもNGだしで、困ってしまいます。
完成車のケーブル交換であれば既存ケーブルの長さを参考にすれば良いですが、推奨長さもないため自分で決めないといけません。
自分はハンドルを最大に切ったときに最短になる様に合わせています。
この時、ハンドル高さをある程度決めておかないと、
ケーブル長も変わってきてしまうので、注意が必要です。
参考になるかはわかりませんが、
フレームサイズ54で、ハンドル長42㎝、コラムスペーサー20mmで
RD43.0cm
FD45.5cm
FB43.0cm
RB49.5cm
となりました。ケーブルアジャスターは使用しませんでした。
RDインナーケーブル
リアディレリラーのインナーケーブルですが、
前回通したライナー管にスルスル入れていったら、
途中から全く進まなくなりました。
ほとんど組み終わってからだったので、やり直しは勘弁と思いながら確認すると、どうやらBB下のカーブで引っかかっているようでした。
ライナー管がわりと柔らかいので、
インナーケーブルの先端がカーブで引っかかってしまうようです。
ここはライナー管の外を手で支えてあげたり、ライナー管を前後にスライドさせたりして、カーブを通過させることが出来ました。
ここでライナー管が破損すると、フォークの着脱等が必要になる可能性があったので助かりました。
完成
フレーム購入から2カ月と、割と時間がかかってしまいましたが、
何とかCervelo S2を組むことが出来ました。
これまでクロモリの重量を言い訳にしてきた場面がありましたが、
言い訳不能となってしまったのでビビっています(笑)
重量ですが、写真の状態で7.5㎏となり、クロモリの10㎏との差がどんなもんかめちゃめちゃ楽しみです。
ロードバイクを始めて1年あまりでも自分で調べればカーボンフレームを組む事が出来ました。
これからやってみようと考えている人の参考になればと思います。
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