ビアンキのロードバイクはコスパが悪い?IMPULSOを組んでみて

レビュー
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ビアンキのアルミフレーム(IMPULSO)をバラで組んだときに思ったのですが、ビアンキはコスパが悪い印象を受けました。(特にチェレステのvia nirone7)


コスパといってもパフォーマンスはそれぞれですので、一概には言えないのですが、
デザインを度外視してスペックのみで話をすると他メーカーに分がありそうです。


自身の経験やここ数年の中古相場を見てきたことから、その理由を記載します。
一方でメリットもありましたのでそちらも記載します。

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重いくせに高い

IMPULSOを組んだ際、同じアルミフレームの
via nirone7も購入の候補となっていましたが、問題となったのが重量


同僚の一人がVia nirone7(5800 105組)を持っていますが、重いです。


5800で組んであるのに9㎏オーバー、10㎏近くあります。
ソラやクラリスなら余裕で10㎏超えてしまう重量感です。

Bianchi Via Nirone 7 ミーハーが高じ、ジロに背中を押されてお迎えした、超重量級お姫様
問:なんでBianchiを選んだの? 答:ミーハーだから。 はい、それ以外の何物でもございません。 偉そうに寄稿しております私ですが、執筆現在自転車歴は3年とちょっと。 愛車紹介と言っても、他の方のように性能のレビューができるほど乗り込んだ

この方なんてR7000にほぼ換装してても9.5㎏もあります。


平地メインならいいかもしれませんが、
ロングライドであれば少なからず坂道はあるはずです。

ロードバイクの1~2㎏の差は確実に体感できるので、
この重量は大きなハンデとなるでしょう。


「ロードバイクを1㎏軽量化する前に、自分の体重を減らせ」


という方もいらっしゃいますが(特に知恵袋に多い)初期購入バイクの重量は
軽い方が良いに決まっています。


長く乗っていくつもりならフレームのポテンシャル(重量)が低いのは
大きなマイナスポイントと考えます。


乗り心地や反応性はタイヤやホイールである程度変えることが出来ますが、
フレームの重量は変更することは不可能です。
(穴をあけたりすれば別ですが)

また、重量やスペックの割に非常に高額です。
以下メルカリでの販売状況です。

2016年式、クラリス組みで6万円

SORA(3500)組みで8万5千円


10㎏オーバーのアルミフレームバイクで
この価格は非常にコスパ(重量ベース)が悪いといえます。

このブログで紹介しているAllezやTREK oneだったら2万円台から購入できることを考えると、
めちゃくちゃ高いです。

8㎏のバイクが3万円もあれば購入できます
SORA(3400)ですがギリギリ8㎏台の重量で2万円でした


状態の差や送料等の差はあるにせよAllezのSORA3500が2万円台なのに対し、
Via nirone7の同コンポが8万円台なのは驚愕です。


単純に走りの楽さやスピードを求めるのであれば、
Allezを購入し、差額でホイールとタイヤを買った方が良い気もします。

そしてアルミフレームで軽量な部類となるIMPLSOやFENICEは更に1~2万以上高額となり、
10万円を超えてくるものも多いです。


他メーカーであればカーボンフレームが購入出来てくる金額です。

そう考えると、やはり割高と考えざるを得ません。

チェレステカラーが高い

なぜそんなに差があるのかと言うと、
新車価格に引っ張られている部分が大きいですが、
その新車価格の差は

ブランド力

によって生み出されているものでしょう。

全商品 - Bianchi ONLINE STORE
商品一覧ページ(ビアンキオンラインストア)|イタリアの自転車ブランド、「Bianchi」の直営オンラインストア。お買い上げ金額11,000円(税込)以上で送料無料、正午までのご注文で即日発送。

ユニクロとのコラボや、カバン等の販売により、
自転車にあまり興味が無い方でも

ビアンキ=黄緑色のオシャレ自転車

のようなイメージを持つ方も多いのではないでしょうか?


たしかにチェレステカラーの自転車はオシャレな感じがしますし、
レーシーなロードバイクの雰囲気に爽やかさをプラスしています。

重量的なスペックで劣っても、
上記のようなデザイン的な要素に魅力を感じる方が多く、
人気があるため、値段を高く設定できるのでしょう。


実際、チェレステカラーかそうじゃないかによって、
中古相場も1万円は違ってくる感じはします。
(2012年IMPLSO)


中古相場は需要に引っ張られるので、人気のある商品は高値がつきがちです。
出品者もそのように考えている人が多く、強気の価格設定が目立ちます

出展:シクロワイアード

確かにカッコいいですが・・・


高いが故のメリット

ビアンキのバイクは割高ですが、その分、値崩れしにくいメリットもあります。


人気があるので、中古相場も落ちにくく、
リセールバリューがあります。

新車でも中古での購入でも、手放した際に戻ってくる金額は多い方がいいですから。

私も結局IMPLSOを手放しましたが、
購入時にかかった費用をほとんど回収することが出来ました。
(なんならプラスになったくらい)

梱包中のIMPLUSO



これがメリダやGIANTだったら難しかったかなと思います。


ロードバイクは安くはない買い物ですが、
購入時のリスクを減らせるという点ではビアンキにメリットはありそうです。

それでもオススメなビアンキのアルミフレーム

重量に関して言えばビアンキは間違いなくコスパは悪いです。

ただそれは重量の話です。


人の求めるパフォーマンスはそれぞれですし、
チェレステには何とも言えない魅力があります。

出展:シクロワイアード


スペック上のコスパを考えるとビアンキは不利ですが、
ビアンキというブランド料とチェレステというカラー料を納得できれば問題ないはずです。
(数万円しますが)



せっかくのロードバイクですので、自分の乗りたいバイクに乗るのが一番だと思いますが、
ビアンキのアルミフレームでVia nironeを買うのであれば個人的にはIMPULSOをオススメします。
(自分が乗ってたのもあります)


どちらもまったり寄りのバイクですが、
将来性を考えた際、nironeの重量感はちょっと気になります。


IMPLSOは7㎏台も狙えるポテンシャルがありますし、
乗り心地と反応性のバランスもいい感じでした。


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