SSTとメディオの違い~メディオの落とし穴?~

Zwift
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どうも酢です。

パワーメーター購入をきっかけにZwiftをはじめまして、そうした折に、下記の本を読んでみたところ、

トレーニングに対する考え方がかなり参考になりました。


SST20分×2~3本が効くとありました。そのため、zwiftのワークワークアウトのSST shortをメインに朝練を開始しました。(SST shortは40分1本ですが)


予想外だったのが「想像よりめちゃキツイ」ということ(自分のレベルFTP200Wでは)。


これまでSSTの代替として心拍ベースのメディオ20分×2本というのを行ってきましたが、それに比べてかなりキツイです。

割と楽とのことだけど私にはキツイ・・・


SSTとかメディオと同じようなもんだろと思っていましたが、全然違うので驚きました。

ネットや書籍でもSST≒メディオとあるのに、なんでこんなにキツさが違うのか??私が落ちていたメディオの落とし穴が何だったのか?

過去データを見直してみると何となくわかったので記載します。(そんな大層なものでもないですが)

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そもそものメディオとSSTの違い

2つの指標はベースとするところが違うので、

「元々違う」ということが言えます。

結局のところ、元々違うのに



「同じようなもんだ」


と思っていたというのが落とし穴の結論となります(笑)

そもそもそれぞれの強度の指標は

メディオ→最大心拍の80~85%の強度
SST→FTPの89~94%の強度

となっています。


最大心拍186bpmとすると149~158bpmとなり、
FTPが200wとすると178~188wとなります。



この2つが大体同じくらいの負荷になると思っていましたが、
(いま書いていてもそんな感じがします笑)
実際は異なるということです。



Zwiftのワークアウト「SST short」では
心拍が170bpm(最大心拍の91%)近くまで上がりますし。
疲労度もかなり違います。


この要因としては「元々違う」以外に以下の2つがあると思います。

心拍計はラグがある。

先ず心拍計は負荷状態が心拍に現れるまで時間がかかります。
逆に負荷を下げても心拍が下がるまで時間がかかります。

つまり休むことができます。

一方パワーメータは負荷に対して敏感なのでまったく休めません。


極端な言い方をすれば心拍ベースであれば間欠的なパワーの出し方でもOKですが、
パワーメーターはパワーを出し続ける必要があるので疲れるのだと思います。

疲れてくると心拍は上がる

疲れてくると同一負荷でも心拍が上がってきます。
20分×2本のトレーニングをしようとした際、

心拍ベースでは2本目は負荷が下がっている場合があります。
下記が過去に行ったメディオ20分×2本のトレーニングログですが、

心拍に大きな変動はないですが、速度(この場合パワー)が低下しています。

知らずに楽をしていた可能性が非常に高いです。

メディオが悪いのか?

メディオが悪いわけでは無くて、そのような変動があるということを
理解したうえでトレーニングしてくればよかったと思っています。

たとえば2本目は1本目と同じギヤ比、スピードを維持する等

過去のデータを見直してみると2本目に負荷が落ちているものがほとんどでした(笑)


トレーニングは自分(メンタル)との戦いだと思いますが、
2本目に楽をしている自分はメディオを良いように使っていたということです。

また、以下の2冊の本には2本目が大事とか、強度をあげてくことが大事とか、
疲れてからが大事との記載があります。

疲労が溜まってくる中、楽にパワーを出せるよう試行錯誤することで、ペダリング等が改善されていくとのことです(要約ですが)。

心拍ベースだとどうしても2本目や終盤に負荷が下がると思うのでトレーニングの効果が半減していたと思います。

こういう点からパワートレーニングが推奨されているのだと納得しました。
最近は同僚にパワーメーターを勧めています(笑)

4iiii (フォーアイ) – 105 R7000 レフトアームパワーメーター

おそらくメーカー品で最安。他の製品はいかにまとめてあります。



いまメディオでトレーニングしている方は参考にして頂ければと思います。

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