これからロードバイクを始めようと思っている方は、
先ず「どんなバイクに乗ろうか?」と考えていると思います。
実はロードバイクと一言で言っても、車種によって特性が異なり、
各メーカーのほとんどで3種のラインナップを持っています。
それではどんな種類があるのか紹介いたします。
オールラウンドモデル
標準的なロードバイクとなります。
レース向きなため前傾がきつくなりがちですが、ハンドル高さやサドル調整によりカバー可能です。
ロングライドにも使用できる万能さがあります。
また、一般的に軽量ですのでヒルクライムにも向いています。
どんな場面もそつなくこなせるのがオールラウンドタイプになります。
GIANTであればTCRが該当します
ロードバイク ロードバイク ジャイアント TCR0 2015 中古
MERIDAであればスクラトゥーラが該当します。
【中古】【2017年モデル】MERIDA(メリダ) SCULTURA 200 DISC【プロの整備士による整備組付済】ロードバイク【今出川店別館展示中】
エアロモデル
空気抵抗を抑えるためにフレームが飛行機の翼のような断面形状になっています。
横から見た際の面積も広く、迫力のある見た目となります。
フレームがボリューミーな分、重量が重くなるネガもありますが、
現在では軽量なエアロフレームも数多く存在しており、一概には言えなくなってきています。
ただ、そのようなフレームは高額なため、初心者には手が出にくいかもしれません。
GIANTであればプロペルが該当します。
ロードバイク ロードバイク ジャイアント PROPEL ADVANCED 2/WH-RS81 2015 中古
MERIDAであればリアクトが該当します。
[メリダ]2018 REACTO400(リアクト400) ロードバイク
エンデュランスモデル
前傾姿勢が緩く、普通の状態の姿勢で乗れるため、疲労がたまりにくくロングライドにオススメなバイクです。
一般的に衝撃吸収性も高められているため3種の中で最も乗り心地が良くなります。
ただ、この衝撃吸収性は「フレームがしなる」ことにより生まれており、
その「しなり」のせいで、加速性がやや落ちるデメリットもあります。
また、一部のモデルでは衝撃吸収性を高めるためのダンパーのようなものが採用されているものもあります。
欧州のレースでは石畳を走ることも多々あり、そういった場面ではエンデュランスモデルを選択するプロもいます。
GIANTであればDEFYが該当します。
ロードバイク ロードバイク ジャイアント DEFY 1 2012 中古
MERIDAであればRIDEが該当します。
[メリダ]2018 RIDE80(ライド80) ロードバイク
選び方
なんといっても「ロードバイクで何をしたいか」が重要だと思います。
初心者の方で「レースにでて良い結果を残したい!」なんて考えている人はいないんじゃないでしょうか?
自分もそうでしたが、「長い距離を走って美味しいものを食べに行きたい」とかだと思います(笑)
そうなると、オールラウンドまたはエンデュランスがオススメです。
個人的にはオールラウンドフレームでもタイヤの空気圧や、サドル等により乗り心地は改善できますし、
「軽さ」はどうしても有利に働きますので、オールラウンドをお勧めしたいですね。
エアロフレームはというと、高額になりがちなことと、硬いことからオススメはしにくいですね。
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