どうも酢です。
現在、慢性前立腺炎っぽい症状にさいなまれています。(症状は同部位の軽い鈍痛と、頻尿)。こりゃいかんということで、各種穴あきサドルを物色中。
これまでSelle SMPのHELL、Selle ItaliaのSLR boost、SP-01 boost、Novus boost、PROのエアロフューエル、etc.と使ってきて、Novus boostが第一候補となっております。
若干重量があるものの、クッションは厚めですし尿道部の開口部は必要十分、先端近くまでクッションが入っているので着座位置をちょこちょこ変えても大丈夫!
トレーニング使いにはもちろんロングライドにも対応できそうということで、このサドルをzwift、悪天候用のバイクに装着しました。
ただ、そうなると、cerveloに装着するサドルはSLR boostとなりちと硬い・・・
そこで今回はSelle italia のFlite boost (Lサイズ、チタンレール)を入手したので、インプレを記載します。参考までに記載しますが私の体形は177㎝、58㎏です。今回はローラー20分でのインプレになります。
穴あきの効果
慢性前立腺炎に対して重要となる開口部の大きさですが、SLR boostと比較すると若干狭く、Novus boostと同程度。
それに伴い、尿道付近の圧迫感は開口部の面積的にSP-01やSLR boostと比較すると落ちる印象。ただし、座面の柔らかさ(クッションというよりシェル)の影響かそこまできになりません。
こちらも尿道付近の圧迫感は及第点です。
ただ、それはこれまで試した同社のboostシリーズにも言えること。とにかく穴が開いてさえいれば慢性前立腺炎には効果がありそうということがいえそうです。
座面
Fliteシリーズの特徴としては、座面がフラットということがあるようですが、同社のboostサドルは基本的に若干ウェーブかかっています。ただそのウェーブはSLR boostと比較すると控えめです。
Novus>SLR>Flite>SP-01という順番になります。
あまり平らすぎると私の場合着座位置が定まりにくくて嫌というのがありましたが、幸いにもFliteのフラットさでは大丈夫でした(SP-01やエアロフューエルは平らすぎて違和感があった)。
こちらもNovus boostやSLR boost、SP-01 boostと同様にライド中に着座位置を変えるような人にもオススメできると思います。
前乗り時においては前方の幅が広めなので尿道部への圧迫が軽減できると思います。ただ、この辺りは前方部まで開口部のあるNovus boostに軍配が上がりそうです。
クッション・乗り心地
クッションの硬さはNovus>Flite>SP-01>SLRの順番になりそうです。(単純に重量に比例している感じ)
ただ、シェルの硬さに関してはFliteはNovus以上に柔らかく感じました。お尻の形状や座り方にもよると思いますが、今まで試したサドルの中で一番ソフトな印象を受けました。
また、Novusほどではないにしろ、座面のウェーブは着座位置が定まりやすく、安定感がありました。Novus boostはL3サイズ、今回試したFliteもL3サイズ。
好印象をもったサドルはすべてL3サイズですし、これまで使っていたセラロイヤルのseta S1も幅が広めなサドルだったことを鑑みても、私には幅広が合ってそうです。
総括〜サドル沼からの本当の脱出〜
Novus boostがゴールかと思っていましたが、Flite boost superflowが超えてきました。
尿道部の開放感、乗り心地、軽さ、全てにおいていい感じ!
乗り心地に関してはシェルの柔らかさからくるフィット感の良さでNovus boost以上に感じます。定番が定番たる所以と言えそうです。
私が購入したFlite boost superflowはチタンレールで199gで割と軽量ですが鉄レールでも233gと許容範囲ではないでしょうか?(SMP Hellとか300g近いですし)
カーボンレールの軽量モデルであれば162gなので、良い出物があればそっちも試してみたいですね。
ただ高い。
とにかく座面が柔らかめなので、このサドルからショートサドルや穴あきサドルに入れば失敗は無いと思います。(同社の他のサドルと比較すると一番優等生なイメージ)
先ずはLサイズから試すのが良いと思います。
Sサイズ
Lサイズ
コレまでのインプレを踏まえ、下記に各種boost superflowサドルをまとめました。
コメント