一台別のバイクを組もうと思い、パーツ集めをしていますが、
前に買ったX11SLがwiggleから消滅してしまい別の商品を探す事に。
候補となったのはX11SL、X11EL、HG901、HG601
(アルテグラグレードのHG701はHG601と大差なさそうなので除外)
それぞれを比較してみる事にします。
比較一覧
X11SL | X11EL | HG901 | HG601 | |
軽量プレート(穴空き) | ○ | ○ | × | × |
中空ピン | ○ | × | ○ | × |
X形状プレス加工 | ○ | ○ | × | × |
アウタープレート面取り | ○ | ○ | ○ | ○ |
インナープレート面取り | ○ | ○ | ○ | ○ |
SIL-TEC(高摺動めっき) | ×(Ti-NorNi) | ×(Ti-NorNi) | ○ | ○(インナーのみ) |
重量(116L)※ | 237g | 247g | 251g | 257g(114L) |
価格(amazon) | 8100円 | 4480円 | 4114円 | 2650円 |
価格(wiggle) | − | 4480円 | − | − |
※KMCの重量は前モデルのカタログ重量となっています。
各適応技術に対して、採用は○、非採用は×で記載しています。
シマノ製品は剛性云々に関する記載は無いため省略しています。大差は無いはずです。
X11SLとX11ELの差は中空ピンの採用・非採用の差です。
その差が10gの差を生み出しているわけです。
(感じれるか否かは謎ですが)
HG901はX11SLと比較するとどうかというと、
プレートの穴あけ(肉抜きが)無い事と、プレートのプレス加工が無い事が挙げられます。
一方で高摺動コーティングのSIL-TECが採用されている事が特徴そうです。
X11SL、X11ELはゴールドはTi-N+Niめっき、シルバーはNiめっきでしょうから、
摺動性(なめらかさ)はHG901>X11(ゴールド)>X11(シルバー)
耐摩耗性はX11(ゴールド)>X11(シルバー)>HG901
となります。
Ti-Nコーティングは切削工具等にも使用される硬質コーティングですので、
摩耗が気になる!という方はゴールド品を選ぶと良いと思いますが、
見た目もかなり変わってしまうので、そことの兼ね合いですね。
選び方
各商品考え方は人それぞれですが、下記のように考えると良いと思います。
- X11SL→とにかく軽量がいい人
- X11EL→重量とコスト(耐久性含む)のバランスを求める人
- HG901→チェーンの駆動に滑らかさを強く求める人
- HG601→とにかく低コストを求める人
上記の表を見てみると、X11ELとHG901が悩みどころでしょうか。
両者とも重量と価格に大きな差はなく、
違うのはコーティングと見た目です。
肉抜きプレートはカッコいいですが、
よく見ないと解りませんし、重量も大きな差は無い(4g)ですので、
見た目を特に気にしないのであればHG901がコスパがいいと言えそうです。
私はHG901を購入する事にしました。
(年末のwiggleのセールではX11SLが狙い目かもしれません)
チェーン選びの参考になればと思います。
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