本当に最安かどうかは解りませんが、現在(2019年9月)ではヤマト便を利用するのが一番安いのではと思います。(2021年にヤマト便は廃止になったため、200サイズの宅急便が最安と考えられます)
最低で2600円程度(+箱代700円程度)で発送する方法を紹介します。(宅急便の最安は2840円〜となりました)
一般的な発送方法&料金
ロードバイクを送るとなると、
有名なのはシクロエクスプレスですが、
配送キットに3400円(税別)必要ですし、
送料も4000円からと、最低でも7400円以上必要です。
ヤフオクやメルカリを利用する際には送料込みが人気ですし、
7400円の送料というのは利益を大幅に減らしてしまいます。
安く済ませるならヤマト便を利用しましょう。また、ヤフオクに関しては2021年から宅急便が200サイズまで対応することになりました。
ヤマト便とは
現在ヤマト便は廃止されているので、以下は読み飛ばしてください。
以下ホームページ引用
宅急便のサイズ(縦・横・高さの合計が160cm以内、かつ重さが25kgまで)を超えるお荷物や、一梱包あたり30万円を超えるお荷物をお届けします。
http://www.kuronekoyamato.co.jp/ytc/customer/send/services/yamatobin/
とのことで、自動車のタイヤ等、重量物を何個も送る際に適しています。(伝票1枚で複数の荷物が送ることができる)
ただ自転車を送る際には以下の点に注意が必要です。
- お荷物1個当たりの重さの制限は30kgまで
- お荷物1個当たりの大きさの制限は、3辺合計が200cmまで
梱包の際、箱を一つにする必要は無いですが、
以下の料金算出方法から、一つにまとめた方がベターです。
容積換算重量の計算方法
縦(メートル)×横(メートル)×高さ(メートル)×280=容積換算重量(kg)
ヤマト便は重量で運賃が変わってきますが、実重量と容積換算重量を比較し、重たい方が運賃算出に使われます。
自転車は重量の割にかさばるので、容積換算重量が重くなりがちです。
ですので、荷姿は可能な限り小さい方が良いです。
ヤマト便(宅急便)の上手な利用方法
荷姿(200サイズ必須)
ヤマト便が廃止されたからとはいえ、とにかく200サイズが必須であることは変わりません。
結局のところ
- 荷物は一つの箱にまとめる
- 3辺合計を200㎝以内にする
この二つが求められます。
200サイズの輪行箱や袋も販売されていますが、
かなり高額なので、出品の際は自作しましょう。
箱のサイズは103×73(726mm)×23㎝とします。
梱包方法(弁当箱方式)
下箱の作製
梱包のし易さや、強度確保の面から
下箱と上箱を作り、弁当箱のような箱を作成します。
先ずホームセンターに行き3Lサイズのダンボール箱を2枚購入しましょう
リンクは高さ調節可能の奴ですが普通の奴で大丈夫です。
カインズホームでなら確実に入手可能です。
先ずこのダンボールを2枚とも真ん中で2つに切断します。
切断した片方を下図のように組み立てます。
このとき角部は入念に補強しておきましょう。
もう片方も組み立てて下図のようにします。
そして、この二つを合体させます。
この時もガムテで入念に補強しておきましょう。
外れたら厄介です。
この時、長編の長さを~103cm程度にしておかないと、
200サイズに収まらないので注意です。
(最終寸法を103×73×23㎝としているためです)
この状態になったら下箱は完成です。
自転車を梱包していきます。
ペダル・ハンドル・リアディレイラーの着脱
200サイズ以内に収めようとすると、
ペダル・ハンドル・RDの着脱は必須です。
右ぺダル(クランク側)は正ネジですので、
下図のように、アーレンキとレンチをはめた後、
レンチを下に回してください。
外れにくい場合はプラスチックハンマーで叩くといいです。
(100均に売っています)
左ペダルは逆ネジですので、下図のようにした後、
同様にレンチを下に回してください。
ハンドルはトップキャップを外し、
ステムのボルトを緩めて抜いてしまいましょう。
ハンドルを外したらトップキャップを戻しておきましょう。
RDはボルトを緩めて外せばOKです。
フレームから梱包
下箱に、サドル、ホイールを外したバイクを入れます。
長辺が103㎝に収まる様に上手く入れる必要があります。
外したディレイラーはプチプチにくるんで箱に固定してしまいましょう。
サドルもガムテープで固定しておきます。
またフロントフォークの先端は破損しやすいので、
プチプチでぐるぐる巻きにしておきます。
ペダルや、外したスキューワーもプチプチにくるんで箱に固定しておきましょう。
最後にホイールを下図のように入れます。
リアホイールのスプロケが下に来るようにしましょう。
この際ホイール同士にプチプチを挟んでおくと良いです。
ここまで来たら、あとは上箱をかぶせれば完了です。
上箱を被せる
下箱を作製した時と同様に上箱を作製し、被せて行きます。
半分かぶせました。
もう半分をかぶせます。
後はガムテープで補強して完了です。
箱のつなぎ目や、角は強度が求められますので、
ガムテープで入念に固定してください。
十分に補強がされていれば、箱形状ですのでつなぎ目があっても強度は十分です。
このように立てることもできます。
この方法でなんとか200サイズ以内に収めることが出来ました。
発送方法・実際にかかった料金
ヤマト便は廃止され宅急便の200サイズに移行していますが、費用はそこまで変わらないでしょう。以下はヤマト便時代の費用ですが、参考にしていただけると思います。
ヤマト便は自宅への集荷か直営店への持ち込みで発送できます。
割引があるので(少しですが)直営店への持ち込みがおすすめです。
今回は愛知県→大阪府で配送料が2777円(保険無し)、箱代が656円、割引が−140円で
3293円で発送することができました。
シクロエクスプレスですと8200円必要ですので、
4907円安く発送することが出来ました。
バイクを中古で売る際はヤマト便を利用されるのがいいと思います。
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