DIYで自転車小屋〜⑤屋根の構造・断熱材・通気層〜

自転車小屋
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どうも酢です。

前回までにパネル工法用のパネルを全て作り終えましたが、屋根の構造が決まっていませんでした。


真夏に室内がサウナ状態になるのだけは避けたい。


となると屋根に断熱材を仕込むしかありません。
屋根に断熱材を仕込むと今度は湿気がこもると言う意見もあり、通気層が必要になります。


注文住宅等の構造を色々と調べてみましたが、個々の工務店で思想がバラバラ
結局自分なりの構造で作ることとしました。

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外断熱構造+通気層

断熱の方法としては内側から断熱材を仕込む内断熱と外側に断熱材を仕込む外断熱があります。

内断熱は内側から断熱材を敷き詰めればいいですが、そのままだと断熱材が露出するので仕上げが必要。また、室内スペースが減少するデメリットがあります。


外断熱は外側に断熱材を施工するので屋根を載せた時の強度確保が必須。そのため、構造が複雑になりがちで施工が大変と言うデメリットがあります。


そこで、そこまで構造が複雑にならず、見た目を損なわないような構造を考えました。


以下に構造の簡易図を載せておきます。

正面・横面の画像には破風板、鼻隠しとして2×6材が入りますが簡易図は省略されています。

屋根の外枠が完成したところ

要するに2×6材の外枠に2×4の8ft材が渡してあると言うことです。
(ちょっとわかりにくいですね?)



破風板・鼻隠し(外枠の2×6材)と梁(内側に渡してある2×4材)で段差を設けて、その段差に断熱材を仕込みます。


この構造であれば内側に断熱材が入っていないので室内スペースを犠牲にすることはないですし、通気層を設けてあるので屋根の湿気対策にもなっていると思います。
(と言うよりコレって内断熱に近い気もします)


ただこれに関してはカネライトフォームの透湿具合によるところが大きそうです。
この辺りどのように考えているのかわからない工務店も多かったです。



本来であればもう少し厚い断熱材の方がいいと思いますが、それをすると破風板と鼻隠しに2×8材を用いることになり、コスト増の懸念と屋根の迫力が出過ぎて見た目が悪くなりそうだったので25mmの薄手のものを用いることにしました。


一番上の9mmの構造用合板を施工するときはビスを全ての層に貫通させて梁まで到達させます。そうすれば強度的に問題が出ることはないでしょう。
(ただ狙って打つのは結構難しかったです。何回もミスしました笑)


またこの構造のメリットとしては屋根の最上面がツライチになるのでオンデュリンの施工が容易になると言うこともあります。

9mmの合板を張り終わったところ
オンデュリン オフィシャルホームページ
オンデュリン屋根材システム

この屋根材、意外といろんなところで売っていますので興味のある方は近所のホームセンターを覗いてみてもいいと思います。私はカインズホームで購入しました。

屋根の構造があらかた決まったので、次は完成したパネルを組み立てて行きます。




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